think 日々雑感 | Sphera Solutions, Japan株式会社


think 日々雑感 カテゴリー記事一覧

「軽量ペットボトル」

1996年自主規制の緩和で500ミリリットル以下の小型サイズのペットボトルが解禁となった。ペットボトルは爆発的に使用されるようになった。一度飲むだけなのに、合成樹脂PETを使い捨てにすることはいかがなものかとの意見もあったが、その便利さはただものではなかった。そのサイズも190ミリリットルから4リットルサイズまで多種多様である。今ではガラス瓶自体が貴重品のような感じだ。 続きを読む »


「思い込みが変わる時代」

今朝のニュースでマラソンや激しい運動で水を大量に取りすぎると水中毒になるので注意が必要だと報じていた。マラソンでは脱水症状にならないように、給水スタンドが要所に設置されているが、あまりに水を飲むと血液中のナトリウムが減少し、水中毒を起こすという。スポーツドリンクなどでも十分なナトリウムが入っていないため、塩分の摂取を適度に行う必要があるのだそうだ。今までの自分の思い込みが一度に覆る話である。 続きを読む »


「データの取り方」

月と地球の間の距離は384400km。よくもそんな遠方に月探索衛星を正確に打ち上げられると思う。しかし、紙をわずか42回折るだけで月に到達してしまうといわれるとそんなに遠くもないのかとも思う。厚さ0.1mmの紙を1回折るごとに2倍、その2倍と計算すると7回ほどで1cmを超え、瞬く間に月に到着してしまっている。自分の距離感覚が鈍っている。大きな数字にごまかされないようにしよう。 続きを読む »


「リチウム様」

リチウムイオン電池の記事をよく見かける。携帯電話やパソコンの電源として、また2009年に三菱自動車や富士重工業の電気自動車が電気自動車を販売し、自動車の基幹部品としても注目を集めているからだ。レアメタル(希少金属)といわれるリチウム自身は資源が枯渇することはないのか?いつかリチウムイオン電池を越える新型電池が突如出現するという秘かに進行するシナリオはないのか?自動車好きな私は素朴な疑問と好奇心をもっていた。 続きを読む »


「サラサラ社会」

水の抵抗を少なくすることで悩んでいる業界が二つある。一つは昨年来高速水着の競泳での貢献度が明らかになったスポーツウェア業界。もう一つは船舶の運送での燃費を上げたい船舶輸送業界である。水はサラサラしているイメージがあるが、速度が増すほど水の抵抗がエネルギー消耗を増やしてしまう。 続きを読む »


「技術の階層構造」

カーナビゲーションのおかげで無駄な走行を省き、使用する燃料を節約することができる。ある意味ではカーナビは環境技術と考えられなくもない。技術的な面だけで考えると、実現する主要な技術は全地球測位システム(GPS)だろうか。そのGPSの核としてアインシュタインの相対性理論があると聞いたことがある。 続きを読む »


「輝きのある・・・」

晴天の冬、寒い風が吹きつける街でキラキラ輝いている女性が歩いてきた。コートに身をくるみ、無表情に歩いている人が多い中でその女性の周りの壁や植え込みには星が輝いていた。まさか天使が??! キラキラしたデコつき携帯電話を手に持っていたのだ。なんだか幸せな雰囲気を撒き散らしながら歩いていた。 続きを読む »


「母の口ぐせ」

「もったいない」という言葉は環境保全活動のキーワードとしてしばしば使われる。リデュース、リユース、リサイクルなどの概念を統合して表せる言葉として便利である。近年経済的な無駄の概念から「もったいない」という言葉が使われることが多い。「高い買い物だったのにもったいない。」なという具合に。 続きを読む »


「シグナリング」

「情報の経済学」という日経新聞のコラム欄でシグナリングの大切さをしった。シグナリングとは費用のかかる行動を通して、相手に情報を伝えることだ。就活でも雇用側が望んでいるならば学歴、特殊技能、社会性などに費用を払ってでもそれらを身につけてアッピールする。もし雇用側の基準が違っていれば、費用の便益はなく、全体的なバランスを考え、無駄な投資を避けた方がよい。 続きを読む »


「電気自動車+アルファ」

200812月の新聞記事が出てきた。「2009年は量産化された電気自動車が町中を走る「元年」になると書いてある。記事はエコカーの時代を見ている。2009年の12月なので、振り返ってみると一般ユーザーの間ではハイブリッドカーはその存在が認められた年である。一方、電気自動車にはまだハードルがあるように思われる。 続きを読む »