新型コロナウィルスの初の大規模抗体検査の結果が公表された。東京、大阪、宮城3自治体を対象にした検査の結果である。欧米に比べると日本では抗体をもっている人が少ない。抗体保有率が少なくとも2ケタほど違うのだ。
つまり、過去に感染し、自然治癒した履歴のある人が少ないということだ。…ほとんどの人がコロナ感染に対して体質的に無防備なので、ワクチンにますます期待がかかる。
新しい技術やシステムが市場に普及する前にLCA(ライフサイクルアセスメント)で環境面の影響をチェックすることが市場でのトラブルを未然に防ぐことに通じる……といわれている。ワクチンが完成したら、新型コロナワクチンの製造工程もLCAでチェックすることを提案したい。新聞情報によると、世界中で130種類を超すワクチン開発研究が進められているという。
ワクチン製造工程プロセスでは、遺伝子技術を使ってウィルスのたんぱく質を作る工程も含まれるし、バイオ材料も使われる可能性もあるようだ。材料、エネルギー、工程で使われる化学物質(薬品)など、慎重にチェックしておいた方がいいのではないかと思う。
毎日のコロナ防戦一辺倒の生活のせいだろうか、心も疲れてきている。些細なことにイライラするようになった。電車の中で座ろうと軽く会釈をしたら、座っていた婦人が膝の上抱えていた袋を座ろうとする席にさっと押し出して、座ることを拒否された。……こんなことにもイライラし、侘しくなって窓の外を眺めながら数駅乗車した。
コロナ騒動で、世の中にひずみができている。不要不急の烙印を押された娯楽はお預けになっている。リモートワークでコンピューター画面だけをにらんで一日を過ごすという人も多い。……世の中が変革する前兆だという。いい変革ばかりではないかもしれない。
無観客試合もコンピューター画面でのリモート飲み会も、本当は嫌いだ。顔の表情や言葉に体温を感じる“ヒト”を感じていたい。
After Coronaの時代が早く来てほしい。（A）
6月 19th, 2020 at 8:29 AM
それはあまりにも露骨な態度でしたね。新型コロナで社会的距離を確保しようとしたのでしょうが、そこまでしますか、という感じですね。
今日からプロ野球の無観客試合が始まりますが、新型コロナにより仕事や生活が大きく変わりそうですね。リモートを活用することにより無駄な出張が減るようなメリットはありそうですが、スポーツも大勢の声援の中で開催したいですようね。お笑い系、例えば笑点なども無観客だと、ここまで盛り上がらないか、痛感しました。ここまでとは思いもよりませんでした。「顔の表情や言葉に体温を感じる“ヒト”を感じていたい」正にそうですね。