「部品交換」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「部品交換」

 歯科衛生士が力を込めて治療用の椅子の横で説明してくれる。「甘いものを長時間食べているようですね。」「インプラントの歯茎との境のケアを続けないとインプラントを抜かなければならない事態になるかもしれません。」

 「私は、飴が大好きで、パソコンを打ちながら飴をしゃぶっているのです。」と白状したけれど何か納得していない。要は、口の中を観察すると、インプラントに対するケアが不十分だと読み取ったようなのだ。……「インプラントの根元に気を配ってください。」

 「インプラントの周囲は、自然の歯より歯周炎や粘膜塩が悪化しやすい。」というのだ。
あごの骨に異物(金属)を入れるとその異物とうまく付き合う方法を考え続けなければならない。普通の歯と違いインプラントの場合「歯と歯茎の間の歯周ポケットと呼ぶ溝がわずか数か月で深くなり、周囲炎へつながりやすい。」という。

 チタン合金のネジをあごの骨に埋め込んで、インプラントの快適さを経験して約2年。このようなウォーニングを受けようとは思っていなかった。しかも、インプラント治療はかなり高額であったのだから、もっとケアしなくてはいけないと改めて肝に銘じた。

 体の部品をうまく交換したり、再生する方法はないものだろうか?

 膝の骨を他人の細胞で再生する研究が東海大学で進んでいるということを聞いた。他人の軟骨細胞をシート状に加工し、膝の関節治療に使う臨床試験を間もなく始めるという。軟骨では免疫反応が起こりにくいため、他人の細胞でも免疫抑制剤を使わずに済むという。私も冬、膝の軟骨が減っているのか、曲げ角度によっては膝が痛い時がある。この関節治療が早く安心して使えるよう研究の進展を祈るばかりだ。

 LCAのアセスメントでは、LCAモデル作成においてプロセスの括り方、プロセスの細分化のスキルの巧拙がアセスメントの深さを決めるといってもいい。上手いプロセスの結合でLCAモデルをつくれば、ちょうど体の部品を入れ替えるように、別のプロセスに換えた時のライフサイクルの改善等が一目瞭然となる。

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    私の母親もインプラント後のトラブルで悩んでいますが、peasia様と同じような原因なのかもしれません。

    私も毎年のように虫歯の治療を行っていますので、自然の歯を失ってしまうことが心配です。何とか再生できないのでしょうか。歯を失ったら、そこから歯が生えてきたら良いのにと、いつも思います。

    今日のブログを拝見して、私ももっと真剣に歯のケアに取り組まなければと思い直しました。

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