「ワニの祖先」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「ワニの祖先」

 3面記事に突然ワニの骨格写真。恐竜が繁栄していた約1億5500万年前の地層から発掘された全長3メートルの化石だ。これはワニの祖先とされる「ゴニオフォリス類」の新種だという。噛まれないように上下顎骨の間に木のつっかえ棒でも入れたいぐらいの迫力。

 

 新種は現在のワニのように、のどをふさいで水の誤飲を防ぐ舌を持っていたことも判明した。陸から水中生活に適応していく過程のワニの祖先の活動がしのばれるという。

 

 我々の周辺環境も変わりつつある。人間が持続可能に生活できるように考える一環として地球温暖化対応を外すことはできない。化石燃料の使用を削減し、結果として地球温暖化の原因となる炭酸ガス排出を抑えることが必要だ。地上に住む人間として、恐竜のように絶滅するのではなく、ワニのごとくしぶとく環境変化に対応していかなくてはならない。

 

 水の誤飲を防ぐワニの祖先が備えていた舌のような生存に有効な機能が必要なのだ。

 

 EV 時代が間もなく到来することは視野に入っている。単に移動する手段としてのEV でなく、新しい概念のEVが出現することを期待している。EV に乗るとドーパミンが放出される快適で、楽しい乗り物を期待している。ドーパミンというのは快楽物質と呼ばれるが期待値を超えた驚きの場合も出るという。“ドーパミンEV”の出現を夢見ている。

 

 航続距離が格段に伸びる、充電の手間がいらない。歩行者や周囲に対しても安全配慮が行き届いている。そして情報に簡単にアクセスできる。そしてドライバーや乗車している人にとっても安全なEVだ。……大変心強いと思うのは日本の国内のいろいろな産業分野で 今まで越えられない壁を乗り越えるような関連新技術の芽が出ていることだ。

 

 木質由来の原料を使った「木の電池」とか「暗闇でもカラー撮影できる画像センサー」など将来が楽しみな新技術だ。新技術を育てるアイデアの“肥やし”としてLCA(ライフサイクルアセスメント)手法やLCAデータを上手に活用してもらいたいと思っている。

 

 LCAデータを上手に使い、宝発見につながりますように。

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    見つかったワニは水の誤飲を防ぐ舌を持っていたのですね。私も歳のせいか、誤飲が時々あります。もっとゆっくり飲食しなければと反省しきりです。

    日産が世界に先駆けEVの量産車を世に出してから10年が過ぎましたが、日本よりも欧米の方がEVが普及していますね。日本でもこれから様々なEVが発売され、急速増えていくことになるのかもしれません。

    「ドーパミンEVの出現」私も期待したいです。例えば日産GT-RはR35型が出てもう15年近くなります。次期型は電動化が必須なので、どのような形で登場してくるのか楽しみです。日産頑張れ!

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