米東部で17年周期で姿を現す「17年ゼミ」が大量発生して、大変困っているという。車の窓から飛び込んできたセミがドライバーにあたり事故を引き起こしたとも……。
ラオス料理店では裏メニュウーとして「セミパスタ」を完成し、お客に供している。ナッツやエビに近い味でよくパスタとあうらしい。
米国のセミは日本のセミほど変化のある鳴き方をしない。英語でセミの鳴き声を伝える表現を目にしたことがない。アメリカのセミは「カナカナ」とか「ツクツクボウシ」、「ミーンミーン」と鳴かない。少なくともアメリカの人々にとってはメッセージ性のない、イライラする雑音なのだ。
インターネットで合点がいく説明を見つけたので紹介する。「世界のほとんどの人たちは、セミの鳴き声を「右脳」で「雑音」として聞いています。しかし、日本人はかなり特殊なことに、「左脳」で「言葉」として聞いているのです」。……なるほど。
“言葉を発するセミ”を油でいためてパスタの具材にすることを日本人はためらうのもわかる気がする。なかなか日本で昆虫食が進まないのは、虫の鳴き声を言語化しているからかもしれない。
CO2削減のために、これからのクルマは内燃機関で動くクルマでなく、電気モーターで動くEVが増えてくる。日本の子供は自動車のオモチャをガソリンエンジン音で表現する。例えば、ブーブーのオモチャというように。……外国の子供は自動車のオモチャをどう呼ぶのだろうか? ひょっとして、思わぬところに右脳、左脳現象があるかもしれない。
新幹線にロングレールが登場したあの頃、音もなく高速で走る快適さに満足したが、都電がガタンゴトンと走る音と姿は今でも捨てがたい。高架を力強く走る京浜急行を見ている。電車の走行音も貴重になるかもしれない。音が持つメッセージを「左脳」で感じている。
熱海市・伊豆山での土石流災害、直前、何とも表現できない音が聞こえたという。
声や音でのメッセージ。メッセージに敏感でありたいと思う。(A)
7月 16th, 2021 at 8:38 AM
大雨による自然災害のない年はないほど毎年発生しています。地球温暖化の時代に新たな対策が求められていますね。
さて京浜急行というと、10年程前まで30年間関東地方に住んでいた際の愛車(愛電車)でした。初めて快速に乗車した時は、「速いなぁ」と実感しました。今では実車を見ることは出来なくなりましたが、テレビで拝見すると、いろいろな思い出が呼び起され、懐かしさでいっぱいになります。