「コロナクルナ」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「コロナクルナ」

 東京都と川崎市は1月13日、羽田空港と川崎市の間で整備を進めている「羽田連絡道路」の中核となる新しい橋梁の名称募集を始めている。

 

 羽田連絡道路は、川崎市の殿町地区キングスカイフロントと、東京都大田区の羽田空港国際線ターミナル前「羽田エアポートガーデン」付近とを結ぶ約840mの都市計画道路で、そのうち約600mが橋梁となる。ちなみにキングスカイフロント及び周辺には研究開発拠点が集積する予定だという。

 

 この橋梁の名称の条件は2つ。第1点。「橋」または「ブリッジ」を入れること。第2点。羽田空港と川崎市殿町をつなぐ新しい橋にふさわしい名前。

 

 一番関心のある課題を折りこみたい。コロナを撃退したい。脱炭素研究をこの10年で加速させたい。「コロナクルナ橋」あるいは「ダツタンソ橋」というのはどうだろう。印象に残る名前だと思うが、第2の条件に適合しない。そこで、空港へ直結する橋なので「ソラ」という接頭語を付ける。「ソラコロナクルナ橋」「ソラダツタンソ橋」となる。

 

 脱炭素の救世主ということで、CO₂を大気から直接回収する(DAC: Direct Air Capture)研究が日本や世界各国で行なわれている。大気から二酸化炭素を回収するので、回収のコストが高く、その効率もひどく悪いことは想像できる。しかし経済活動に無関係に二酸化炭素濃度を下げるといういう点で存在感はある。

 

 空気を吸い込んで、CO2 だけを通す膜で回収するとか、固体や液体の吸収材でCO2 を補足し、その後何らかの処理でCO2だけを回収分離するなどいろいろな方法が考えられているようだ。別の記事では、三菱重工は工場などでCO2を回収して運搬貯蔵する船を開発するという。

 

 川崎の研究開発拠点からコロナの特効薬や脱炭素技術技術でも生まれないだろうか。今回の羽田-川崎間の橋の名称応募には、願いを込めて、東京の空港と,川崎の研究開発拠点とを結ぶ名前を応募してみようと思っている。

 

 今、着実に、正面から難問に取り組む企業が増えてきている。(C)

コメント 3件

  1. skylineR31gts Says:

    私が関東地方にいる時から川崎-羽田の新しいルートが出来るという情報はありましたが、知らぬ間に事は進んでいたのですね。川崎市が新たな橋の名前を募集しているのですね。応募は致しませんが、私なりに考えてみようと思います。

    羽田ということで、やはり「空(sky)」を入れたいと思います。それに「橋」または「ブリッジ(Bridge)」を入れるのが要件ですね。

    どこかで聞いたようになりますが「(Bridge Go To Sky」はどうでしょうか。GoToキャンペーンのイメージであまりよくないですかね。「夢」も入れたいですね。「スカイブリッジ夢」「スカイ夢橋」「夢空橋」などは如何でしょうか。いろいろ思いを馳せてみましたが、川崎市にちなんだ名前は思いつきません。思い出に残る良い橋が出来るといいですね。

  2. skylineR31gts Says:

    追伸ですみません。川崎市に因んだ名称が浮かびませんでしたので応募しないこととしていましたが、折角の機会ですので
    川崎市そして大田区が国際都市として更なる発展を遂げるようGlobal cityのGをとり、以下の名前で応募しました。
    「Bridge SDG」 SはSky、DはDream、GはGlobal city、そしてSDGは、この橋を渡ってSDGsの実現に繋げようという意味を込めました。
    尚、恥ずかしいので本名ではなく、ここでのペンネームのskylineR31gtsとしました。(HP上で応募できました)
    採用されることはないでしょうが、SDGs、脱炭素への取り組みが加速されると良いですね。

  3. skylineR31gts Says:

    結果がどうなったのか、ふと気になったので調べてみたところ、7月上旬に「多摩川スカイブリッジ」に決定したようですね。

    当初、私が勝手に挙げていた「スカイブリッジ夢」が近い感じですが、「多摩川」を頭に付けることは考えつきませんでした。多摩川に架かる橋なので、なるほどという印象です。
    私が最終的に応募した「Bridge SDG」 は少し飛び過ぎていたのかもしれませんね。

    スカイライン好きの私にとっても「スカイ」が含まれたのは喜ばしい限りです。人々の夢をつなぐ架け橋となって欲しいですね。

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