「光の粒」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「光の粒」

 出品した作品の講評を早く知りたい。LCAによる提案は次のステップにつながると評価されたかが知りたい。フィードバックや情報が遅くてイライラすることはよくある。

 

 大学入試ではかつて合格者名が張り出された。遠方の受験生はその情報を確認するのに手間取る。そこで、大学の合否を即刻電報で知らせるというアルバイトが繁盛した。大学のサークルなどの運営費の足しにしようという学生ビジネスである。

 

 合格の場合「サクラサク」という電文がかなりポピュラーだ。当然不合格の場合も一定の電文があった。例えば「ウメノハナチル」などと言えばいいのだ。合否をダイレクトに説明しておらず、暗号文になっていることが日本の大学受験合否通知の特徴だった。米国ハーバード例では…聞いた話であるが、不合格の場合“Harvard’s loss more than yours.”という電報が届くという。暗号文ではないけれど、受験者の落胆を思いやる配慮があふれている。

 

 量子テレポーテーションという盗聴の恐れがない安全なインターネットの実験が成功したという。SFのように物質が瞬間移動するのではなく、情報だけが瞬時に移動する。米国のカリフォルニア工科大学で44キロ離れた場所に光子によって情報を伝送する実験に成功したという。光子というのは量子の一種で光の粒である。

 

 量子を使った通信は中国、スイス、日本などでも研究が盛んであるが、米国の例では初めて2つの光子が互いに影響を及ぼし合う“量子もつれ”という量子の状態を使ったことに意義があるらしい。「光子の量子状態を別の光子に引き継ぎながら長距離の通信を可能にする。」

 

 量子力学における“量子もつれ”を理解できないので、残念ながら「そうですか」とうなずくほかない。“量子もつれ”というのは人間関係に例えれば、離れた場所にいる男女が心を通わせ気持ちを高めている状態で、離れていても見えない糸で結ばれているというような状態……。例えば東京の男性が楽しいと、福岡の女性が同じように感じる(仮に作った話です)ようなのです……信じられますか?……量子の世界には「不可解な遠隔作用」があるらしいのですが、未だにその世界観は日常と結びつかない。

 

 量子インターネットの環境負荷はどんなLCAモデルを作り算出するするのか?(A)

 

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    大学入試ですか、遠い昔のことになりますが、当時はインターネットや携帯電話が無い時代、どのようにして結果を知ったのか覚えていません。もっと勉強しておけば良かったと後悔したことだけは覚えています。

    時代は大きく変わりましたが、主に生活や仕事が便利に、より効率的にするためのツールが進展したのでしょうか。人の思いはそんなに変わっていないのかもしれません。いや、やはり変わっていくのでしょうか?

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