ドローンを買いたいという若者を知っている。映像の世界ではドローンの活躍が目立ている。テレビを見ていても、近景を撮影していると思いきや、突然ぐんぐん視点が上に上がっていくというびっくりシーンがよく出てくる。そして地上にはドローンの影。
垂直な岸壁を上っている登山家の慎重な登山技術が撮影されていると思った瞬間、登山家がへばりついている荒々しいしい岩肌が現れ、わずかに飛び出た段差状の岩を利用して巧みに登山していることがわかる。そしてその岩肌はもっと巨大な岸壁の一部であることが上空からの撮影でわかる。……という具合だ。
ドローンに取りつかれた彼が言うには…最近ドローンの性能が著しく進歩し、強風にもドローンの姿勢を維持し風に流されない優れものが売られている。進歩したドローン搭載のカメラはぶれる心配もなく、まるで固定カメラから撮影しているように見えるという。
ドローンの性能向上はすごい。ドローンで田んぼに農薬を撒く映像を見たことがある。まるで農機具の一種のようにドローンで畑を監視し、隣と区別して自分の田畑に農薬を散布することができる。近いうちにドローンは農家の必需品となり、耕運機のように一家に1台ドローンが常備されるだろう。
ドローンが橋梁や高速道路、公共施設などインフラの点検にも活用されるという話はよく聞くし、そのような活用は自然なことではないかと思う。ドローンというおもちゃのような機械が大きく成長してきた。
政府はドローン墜落による事故を防ぐ目的で、航空法によりも今まで200グラム以上のドローンを規制していたが、いよいよ100グラム以上にする方針だという。小型でビューンと飛ぶドローンが出てきたからだ。
蜜あつめに貢献もしない、子孫繁栄のためだけ（？）の蜜蜂のオスをドローンというらしい。このブーンブーン飛ぶだけで、煩わしい怠け者であるオスにもやっと日の目が当たってきた。「グータラで役に立たないんだから」と、どやされていた人に笑顔が。
LCAプロジェクトでも、状況やデータを俯瞰して考えることを心がけている。(A)
12月 23rd, 2020 at 8:16 AM
ドローンの進化には驚かされますね。以前、NHKで山岳でのドローン映像を放送しているのを見ましたが、通常だと見ることのできないアングルからの映像に感動しました。
また空飛ぶ自動車の開発も進んでいるようですが、言いようによってはヘリコプター技術の活用とも言えますが、大型のドローンとも言えますよね。室内を昆虫のように飛ぶ超小型から自動車となる大型まで活用は広範囲にわたりますね。
是非とも人類にとって有益な活用、平和的な利用で発展していくことを願っています。