「短観」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「短観」

 日銀が1日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス34になったという。リーマン危機後の2009年6月のマイナス48に次ぐ11年ぶりの低水準だという。

 

 新型コロナウィルスの感染拡大は収束していない。産業界には業績見通しで不透明感が漂っている。一時的に増えた在宅勤務はこれからどうなるのだろうか?

 

 在宅勤務を経験した人々は通勤ラッシュに巻き込まれることなく勤務できるシステムは大変魅力的だと感じているに違いない。将来、在宅が基本となるならば、会社通勤可能範囲に住んでいなくてもいいかもしれない。隣の県にパソコンごと引っ越しだ……という具合に想像が大きくジャンプして新しい勤務のNew Normalを思い描く。

 

 しかし、画面を通して状況を把握する在宅勤務にも限界はありそうだ。電子媒体を介しているからでしょうか?平面的な画面からの言葉に厚みがないと感じます。「人の顔を直接見ながら議論しないと充実感がない」などと言う人も出てくるに違いありません。

 

 先月、椅子に長時間座り続けて作業していたためか、急に腰が痛くなり、歩けなくなった。回復に1週間かかった。座っている時間が長すぎたのか、それとも机での姿勢が悪かったのか。……集中してわき目もふらず熱心に仕事をしていたわけではないので、多分姿勢が悪かったのに違いありません。

 

 認知行動療法研修開発センターの大野裕さんが書かれた「背筋を伸ばして生活しよう」という話を読んだ。同じ情報をパソコン、タブレット、スマートフォンで読んだ後の気分の変化を調べたという論文の話だ。「パソコンで読んだ人よりもタブレットで読んだ人の方が、それ以上にスマートフォン出読んだ人の方が気分の落ち込みが大きかった」という。姿勢が気分に影響するという話です。

 

 在宅勤務を続けておられる方々、くれぐれも姿勢にご注意ください。元気だから背中が伸びるのか、背中を伸ばすと気分が良くなるのかわからないのですが、……そういえばベイスターズにいた筒香選手は背中をのばしてホームランを打っていた。

 

 背中をのばして生活すると福が来るようなのです。(L)

 

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    たいへんでしたですね。その後、腰の方は如何でしょうか。私も長時間座っての仕事ですし、姿勢も悪いようですので他人ごとではありません。

    在宅勤務につきましては、早速、富士通が現場の方々を除いて全員原則在宅勤務にするようですね。通勤費や単身赴任費用などコスト的にもメリットがありそうですが、ご指摘のとおり、対面でないことによる問題も出てきそうですね。実施しながら修正していくものと思われます。

    どうかお身体を大切にされてください。一日も早い回復を願っております。

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