「地球の営み」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「地球の営み」

東日本大震災は地震対策、津波対策、原発の安全性対策の実力を査定した成績表である。これらすべてにおいて科学的、技術的神話のベールが剥がされた。日本の素顔が世界に明らかになった。それでも、最近、一歩一歩復興の兆しが見えていることはうれしい。

東京電力の1日の供給電力は4420万キロワット時、現在の電力使用量は○○%というメッセージが駅や街の方々にあふれている。節電意識の高まりを受けて発光ダイオード(LED)電球の販売が急増しているという。家電量販店では5月第4週、電球の全販売個数に占めるLED 電球の割合が4割を超え、白熱電球を初めて上回った。消費電力が白熱電球に比べ約7分の1で寿命も長いので人気が出てきた。

三菱自動車のEV・アイミーブでは、電力使用量が比較的少ないパソコンなどを現在も非常用電源として使える。トヨタのエスティマHVにはキャンプなどの利用を想定してコンセントが設けられている。被災地からは非常時の家電の電源としてこれら環境車が搭載しているバッテリーに期待が高まっている。「リーフ」が持つ24キロワット時のバッテリーで、一般家庭なら約2日分の電力をまかなえる。そこで、日産は早ければ年内にも住宅に電気を送り込む機能を追加するという。ホンダもさいたま市と共同で実験用住宅を建設し、太陽電池で起こした電力をEV にため、外部からの電力と組み合わせて効率的な使い方を探る。環境車の思わぬ用途が突然顔を出してきた。

EV PHVを持つ家庭が増え、環境車を住宅の電池として使う時代を考えて欲しい。何か新しい生活スタイルと価値が生まれそうな予感がする。

復興で私が期待しているのは、“現在のレベルを認識し、新しいことを学び、新しい技術や仕組みを根付かせること”だと思っている。LCAもその分野に使ってもらうと幸せだ。

日本では太平洋プレートやユーラシアプレートなど4つのプレートがせめぎ合う。世界のM6以上の地震の2割は日本で発生する。活火山も108ある。日本は地震と火山の災害が集中して起きるところなのだ。たびたび被災する国だが、地球の営みを感じることができる幸せな国でもある。実は、地球の活動を目にし、体感できる国は世界でもそう多くないという。地球が我々に課す災害は過酷ではあるが、学ぶことは多く、血肉となる。(C

コメント 1件

  1. cheap ugg boots Says:

    Basta scam realizar este tipo environnant les ejercicios unos diez minutos diarios; Nos a suitableyudrn evitr lesiones como clmbres, Tirtones hasta desgarres.

コメントをどうぞ