「花火試し打ち」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「花火試し打ち」

 日曜日の夜、多摩川河川敷において、コロナウィルス感染症の退散を願って「花火の試し打ち」があった。この「試し打ち」のおかげだろうか、翌日東京都のコロナ感染者の数は100を切り78人となった。

 

 1967年ごろまで開催されてきた「○○○○○花火大会」の再開に向けた検証も兼ねていると町内会を回る回覧板で告知されていた。今回は混雑を起こさないように、正確な打ち上げ日や時間を広く知らせず、周辺の地域にのみに知らされている。花火の打ち上げ時刻も○○時ころという程度。前後10分ぐらいずれることがあると記されている。花火が打ち上げられる時間は全体で約10分。

 

 打ち上げの音にびっくりしてコロナもそろそろお引き取り願いたいものだ。

 

 冬も近い夜空の花火はTV画面で見るより格段にきれいだ。青や赤がこんなにきれいに発色するのかと遠くの空で広がる花火を眺めていた。コロナよ!早く退散してほしい。ワクチン開発の成果も発表されていない日本では、だれもがマスクをして三密を避けることで拡散防止に努めている。でも、トンネルの出口がまだ見えない。

 

 地震、大雨、津波、噴火、台風、日本列島では推測できない災害が次々に起こる。コロナは全世界に広がっているし、このような時こそ、冷静に対処する術が欠かせない。

 

 8世紀前半天平の時代、天然痘の大流行で国は社会不安にさらされていた。聖武天皇は国分寺の建立や東大寺の大仏造立により人心を安定させようとしたという。災害という国難を乗り越えるために一般民衆の心のベクトルをまとめたいと思ったのだろうか。……現代ではどのような座標にどこ向きのベクトル線を引いたら手がかりがつかめるのだろう。これって……環境を考えるとき悩む問題と同じである。

 

 今、おそろしいのは、インフルエンザ流行の時期に入ってきていることだ。発熱だけではコロナと区別がつきにくい。インフルなのにコロナの可能性はないかとチェックされるのも……気が乗らない。まずはインフルにかからないようにしたい。

 

 医学、薬学、科学の座標空間にベクトルを書いてほしい。インフル予防接種済み。(L)

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    冬が心配ですね。インフルエンザとの同時流行により病院が混乱に陥るのではないかと懸念されるところです。こんな時こそ、冷静に対処することが重要ですね。

    今朝のNHKニュースで、東大で本物のコロナウイルスを用いマネキンに各種マスクを装着した曝露実験をした結果が報道されていました。やはりマスクの効果はあるようで、特にウイルス発生側がマスクするのが有効のようです。

    マスクをして3密にならないよう気を付けて仕事・生活する、これを着実に続けていくしかないですね。

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