「シータ波発生実験」 | Sphera Solutions, Japan株式会社


「シータ波発生実験」

 ガッテン(NHK番組)で瞑想から来るパワーについて説明していた。ブッダがその力に気づき多くの人に勧めたのが始まりだという。「意識して息を吸い、意識してはく」と説かれたという。

 

 瞑想すると脳の中にある「海馬」という記憶の中枢を司る場所の体積が5%大きくなるという。私たちの脳の中で1番発達した部分は「前頭前野」という思考や判断力を担う部位でこの前頭前野が一番頼りにしているのが海馬だという。

 

 瞑想の達人の方の脳波を調べてみると、シータ波という通常浅い睡眠をとっている時に見られる脳波が見られるのだそうだ。……人が寝ている時は前頭前野も活動を停止している。従って、前頭前野が静かにしている間、海馬は記憶の取捨選択を進め、情報ごみの整理ができる時間帯なのだ。

 

 つまり会社組織で言えば、前頭前野という経営母体からの決定指示を、海馬という情報管理実務部隊が実行指令を出して会社組織が機能していると考えてみよう。経営者から周辺に決定指示が出なければ、実務部隊は次の活動に備えて机上を整理することが出来る。山積みになった資料をもとに戻すなど、整理整頓に専念することが出来る。

 

 瞑想すると「すっきりして爽やかになる」とか「脳の機能がリフレッシュされる」「記憶力が改善される」などと言われている。何とも一言ではくくれない“前向き感”がありそうな表現だ。だから無視できない。

 

 瞑想と同じシータ波はダーツで遊んでいる時や、模型作りに熱中している時にも出る脳波だという。瞑想以外でも瞑想に相当する状況は作れそうだ。……そこで私は自分の趣味で始めた書道のひらがなと変体仮名の練習をすることでシータ波を経験してみようと思う。あれこれ複雑な事柄を深く考えるのではなく、前頭前野では基本事項に集中し、海馬を休めてやればいいのではないだろうか。(自己流の挑戦です。)……楽しいことで脳がリセットされるなら……やってみる価値はある。

 

 しばらく、いろいろシータ波実験を続けるつもりだ。(L)

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    2月~4月は決算処理や新年度の申請業務等で、超多忙な時を過ごしていますので、私も折を見て「瞑想」するのは有効かもしれませんね。

    peasia様のダーツのように自分なりの「瞑想」方法がありそうですね。私も自分に合った「瞑想」方法を見つけ出して、この多忙な時期を乗り切っていきたいと思います。

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