いつも通る駅前の広場が、クリスマスのイルミネーションで飾られている。緑、青、白のLEDに混ざってアメ色の光が新鮮だ。薄い色彩のべっこう(鼈甲)アメ色だ。
この色はオレンジゴールドというと友が教えてくれた。今年新しく登場したLEDランプなのだろうか?この色の光を浴びると、天国にいるような豊かな気分になる。麦の穂の色、ビールの色、そして蜂蜜の色だ。自然の恵みをおのずと連想してしまう。
LEDが登場し電飾の景色は大きく変わってきた。緑は常緑樹の生命力を連想させる。青は青の洞窟ツアーのような幻想的な夢を持たせてくれる。白は雪の結晶のように心を研ぎ澄ませてくれる。今年気に入った色オレンジゴールドは心を落ち着けてくれるので一年の最後を総括し、来年に思いを巡らすのにふさわしい色のように思える。
“脱炭素社会、資源循環社会へ”と言われているが、今までの省エネ、リサイクル、省資源を進めていくだけでいいのだろうか。そんなことはない。今まで築いてきた社会システムを一段と進化させていかなければならないと思う。学校、家庭、町内会、自治体などが脱炭素、資源循環の方向にそろって向いていないと成果は上がらないだろう。さらに、新しい社会実現に向けた社会をけん引する技術の軸も欲しい。
新しい技術の軸として人工光合成技術にほれ込んでいる。植物好きの私としては、是非、日本での完成を見届けたい技術なのだ。今の段階で人工光合成研究をLCA解析技術でお手伝いすることはないかも知れない。…ひたすら私の夢を書いて思いを伝えたい…。
植物の光合成では太陽光を受けて水と二酸化炭素(CO2)から炭水化物と酸素を作り出す。人工光合成では「①太陽光(可視光)を使う②水を原料にする③光エネルギーを化学エネルギーに変え、炭水化物や水素、アンモニアなどのエネルギー物質を生成する」という3つの要素をクリアする必要があるそうだ。
光エネルギーを物質に変換するのだから難しいに違いない。魔法のような世界だ。
“人工光合成の研究の進展”を初詣で祈願します。(A)
12月 28th, 2016 at 8:29 AM
クリスマスシーズンにオレンジゴールドはとてもきれいだったでしょうね。
お正月になってしまうと心機一転の気持ちにはなるのですが、クリスマスから大晦日までの期間がとても好きです。あわただしいのですが、どう説明すればよいのかわかりませんが昔から好きでした。
季節としては秋が好きで、特に紅葉が美しい晩秋が好きなので、11月初~12月末が1年の中で最も好きな2ヵ月間です。
本年も、鋭い視点・深みのある解説・自然を愛する優しさ等に満ち満ちた素敵なブログ有難うございました。来年も楽しみにしています。