今年はサッカーワールド杯がブラジルで開催されるため、年初からサッカーの話題が多い。本田圭介選手がイタリアリーグセリエ A の AC ミランンへ加入して地元ミラノでも大変な人気だという。スポーツ選手が活躍している姿は生命力があふれているので好きだ。
元気をもらうため、毎晩スポーツニュースを欠かしたことはない。今年も楽しいニュースを心のビタミン剤として、一年を過ごしたい。
スポーツニュース以外でも、例えばマツタケの人工栽培が出来るかもしれないというようなニュースはビタミン剤になる。……と思いませんか？昨年マツタケは豊作だったそうだけれど、インターネットで見ると「国産特選松茸 山形・岩手産 100g ( 家庭用つぼみ) 化粧箱入り」で 10,290 円。まだまだ贅沢品だった。
「マツタケの菌糸、『広葉樹』で育つ」というニュースがあった。実験に使った樹木はアカマツなどの『針葉樹』ではない。「森林総合研究所は高さ 10 センチ前後の「セドロ」の苗の根元に国産マツタケの菌糸を植え付けた。木の根やその周囲を包み込んで成長する菌糸の塊「シロ」が直径 5 センチ前後の大きさで形成された。シロはマツタケが生えるもとになるもので、マツタケの独特の香りも確認された」という。
「セドロ」は中南米に分布するセダン科の広葉樹で森林総合研究所でなければマツタケの菌糸との出会いは絶対になかったはずだ。マツタケとは無縁なはずの樹木で、共生がうまくいく理由は良く分かっていない。相性が良くても、お互い分布地が遠く離れていたため、これまでは「出会い」が無かったとも考えられるという。
“出合いが劇的な展開を起こしてくれる”という多少ロマンチックな背景設定なのでこのニュースを覚えている。今回の実験は完結したわけではないので半信半疑ではあるけれど、こんな突拍子もないことが現実になると心のビタミン剤になる。
LCA( ライフサイクルアセスメント ) も製品の製造、社会での流通及びリサイクルなどの仕組み、企業活動自体の評価へと応用が広まっている。これからも LCA を介していい「出会い」がありますように。「出会い」を大切につなげていきたい。（ A ）
1月 13th, 2014 at 8:52 AM
「心のビタミン剤」ですか、確かにマツタケを安い価格で食することができれば素晴らしいことですね。
私はまだ‘まともに’（市販の‘松茸のお吸い物’ならありますが･･･）食べたことがありませんので、早く実現できれば有難いです。
それにしても広葉樹との共生なんて、世の中、こんなに科学技術が進歩しても、まだまだ未知のことが沢山あるんですね。
心ときめくニュースばかりだと良いのですが、現実は落ち込むようなニュースも多いですね。
今年は「心のビタミン剤」となるニュースが多くなればと願うばかりです。
日本のブラジルでの大活躍を祈念しております。