新築した友人の家を訪問した。24時間全室完全空調なので、どこに行っても同じ温度で、部屋を出て温度の低い廊下を通りまた温かい部屋に入るという状況はない。オフィスのようにどこも均一の温度だ。壁面の断熱にも力を注いだし、ガラスは2重でガラスの間にはアルゴンが入っているという。
空調の効率を良くしたいと願った家だから、密封度が抜群だ。「外では雪がこんこんと降っている、障子の隙間から冷たい風が忍び込む。」などいう“日本むかし噺的な情緒”はないけれど、快適な温度と湿度のコンビネーションは気分をほぐしてくれる。
家のセキュリティーなどIT化も進んでいて、日本の住宅もここまで進んできたのだ。ソファーに座り、自分が住んできた家を次々と思い浮かべていた。今や、子供のころあこがれたSF漫画のシーンはほとんど実現している。あと必要なものは何だろう。
アマゾン・ドットコムは商品を小型無人機「オクトコプター」で配達する計画だと発表した。公開された実演動画によると、配送センターのラインの端で8本の腕の先端にある8枚のプロペラを持った無人機が配送物を摘み上げる。電動モーターで自律飛行し、GPSで指示したお客様のところまで30分で届ける。目的地(お客様の指定場所)で商品を投下する。空中ロボットと言ってももいいかもしれない。
この配送計画は真面目に検討されているらしい。米連邦航空局(FAA)は現在、無人機の商用利用規定を2015年目標に策定中だ。アマゾンでは4~5年後に実現することを視野に入れている。東京オリンピックの準備より足早に未来が迫っている。
凄いことになってきた。そのうち、道路の上を配送小型無人機が飛び交う。ピザの配達や、小物商品の配達は空中ロボットが配送してくれる。化石燃料を使ったデリバリー車両を使用する必要はなくなるかもしれない。そしてきっと、将来の家は、配送用の小型無人機が配送品を投下できるミニヘリポートが戸建住宅の標準装備品になるのだろう。
多分、配送用無人機で小型商品を配送した方がLCA(ライフサイクルアセスメント)的に見ても、環境には良いように思う。凄いことだ!未来の歩幅は大きい。(A)
12月 14th, 2013 at 9:19 PM
私もニュース映像で無人配送機のデモも拝見致しました。すごいですね。無人化・自動化は様々な分野で拡がっていくのでしょうね。
今年は自動車の自動運転が話題になりましたが、無人偵察機なども飛行しているようですね。
人間のミスをカバーして安全性を高めてくれたり、危険で立ち入れない場所に人間に代わって対応してくれたりするのは、とても有難いのですが、平和利用だけとは限りません。
無人化・自動化技術の更なる進展を望むところではありますが、その使い方は人間が決めることとなります。
是非とも人類にとって有益に活用されることを願いたいですね。
7月 4th, 2014 at 4:29 AM
Your cranium must be prtnicoetg some very valuable brains.